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転勤のある会社はブラック企業認定!

 どうも、おらくるです。3月になると、"そわそわ"して落ち着かない社会人の方も多いのではないでしょうか?先日、知人が住みたくない地方都市に飛ばされる可能性があるということで、そわそわ状態に。(結局、転勤はないということで喜んでいましたが)今回は、転勤について経験を基に持論を述べていきます。

   

転勤

 総合職の場合、数年おきに転勤があるでしょう。拒否権もなく会社の方針に逆らうと解雇の恐れもあるので、社員は従うしかないという現状。本人の意向を聞いてくれることもなく、突如所縁のない場所に飛ばされるのが今の日本の企業です。例えば、九州勤務を希望している人がいても、東京で働きたい人を九州に異動させたりと、本人の意向は尊重されません。会社側も全員の希望を聞くのは無理だとしても、ある程度社員の希望を聞くべきです。こんなことしているから、社員のモチベーションが下がるのです。

 

 海外企業に転勤制度なんて基本ありません。しかし、外国企業でも現在管理職の人で将来の幹部候補であれば、重役ポストを用意して転勤はあったりします。例えば、ロンドン本社の企業で営業部長をしている人が、マドリード支部の社長に就任するようなイメージです。

 

会社の怖さ

①人事異動は強制

 総合職の就職・転職面接で転勤できるかできないか聞かれます。できないと言えば、100%不採用になるでしょう。「そもそも、これってありなのか?」一応、みんな仕事に就きたいから転勤可能と言うけども、半強制的に合意させているもの。会社としては使い勝手の良い人を採用して、本人の意向は考慮せず、定期的に飛ばして使い倒す。社員が異動を検討して欲しいと人事部や上司に相談すると、異動は合意して入社しているので、納得しないと解雇をちらつかせてくる。モラル的にどうなんでしょう。

 

②狙われる人は決まっている

 経験上、転勤はなにかの”イベント”が発生した人を対象に選ばれています。例えば、結婚したばかりの人、子供ができたばかりの人、家を購入した人等々、背負うものができた人を狙い撃ちしています。そういった立場の人は、これから稼いでいかないといけないので、仕事を頑張らないといけない。なので、会社としてもターゲットとして狙いやすい。子供ができたばかりの社員で海外赴任を言い渡されて単身赴任している社員もいました。赤ちゃんと触れ合うという貴重な時間を会社に潰された方は本当に可哀そうでした。

 

③海外に飛ばされる

 ほとんどの社員は海外駐在はしたくないのではないでしょうか?私は自ら希望し駐在できましたが、住みたくないところに住むって結構苦しい。日本の中でも自分に合う・合わない場所ってありますが、海外なんて更に大変。海外に住んで鬱になっている人もちらほらいました。しかも、任期も守られないことが多い。3年海外に住んでもらうと言いながら、5年以上だったり、逆に1年で帰らせられたり。社員に敬意を持って欲しいもんです。

 

 家族持ちの場合は、今後いつ海外に飛ばされるかわからない恐怖、自分や家族のライフプランが描けないのはしんどいです。高校生位までは、差別やいじめもあるようで、ここまでして会社に奉仕しなくてはいけないのか?

 

④気に食わない奴を飛ばす

 これは”犯罪者系上司”がやることですが、気に食わない人を地方や辺鄙な海外に飛ばすパターン。完全に職権乱用でパワハラですが、普通にまかり通っているんですよね。当たり前ですが、上司は嫌いな部下を「嫌いだから飛ばしたい」とは人事や上層部には言いません。適当に理由をつけ、「違うところで色々な経験を積んでもらいたい」や、「周りと上手くいっていない・ミスばかりで売上に影響が出る」とか作り話を作るヤバい奴らがいるんですよ。

 

転勤のメリットは?

 転勤ありの総合職だと給料が高く、会社に奉仕した分出世できる可能性は高くなるでしょう。また、海外勤務だと日本の2倍位の年収や高級住宅街に住めたりと美味しい経験もできます。発展途上国だとジム&プール付きのマンションに住めたり、運転手が付いたりと王様のような生活ができます。

 

転勤対処法

 転勤がないジョブ型雇用、地域採用や一般職という選択肢もありますが、今の日本ではそのような採用自体少ないのが現状です。

 

 それであれば、小規模で転勤のない会社に勤め、副業や投資で稼ぐという手があります。私は東京勤務でしたが、転勤絡みで嫌気が差し退職し北海道の転勤なし企業に勤めたことがあります。(退職理由は色々ありますが) 北海道だと年収が下がりますが、株式投資で補っていました。東京も好きでしたが、私にとっての"HOME"に定住できたのは何ものにも代え難いことです。

 

まとめ

 転勤を受け入れないとそもそも就職できない&会社が社員の人生を握るなんておかしいので、「転勤のある企業はブラック企業に認定します」。打破するには、拠点が1つしかないような転勤のない企業で働き、給料の目減り分は投資などの副業で稼ぎましょう。

 

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