北海道でFIRE生活

株式投資で3,000万円貯まったので北海道移住してみた

一番売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門 上級編

 どうも、おらくるです。先日、”めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ザイが作った「株」入門”の本を特集しましたが、上級者編もあるので感想を書いていきます。

 

                

 

 前半の一部、初級編と内容が被りますが、読んでいくにつれ少々難しくなってきました。簿記2級+中・上級の株の知識を持っていれば、内容を理解できます。この2つの知識がなければ、ちょっと難しいかもしれません。

 

 例えば、どんな言葉が出てくるかというと、営業キャッシュフロー、有利子負債、引当金減価償却費、のれん、利益剰余金等々。嫌になりましたか?下地の知識があれば、実際の財務諸表の読み方、注意点が細かく載っているので応用として勉強になります。

 

 先行指標についても書いてあります。経済指標は「GDP国内総生産)」「鉱工業生産指数」「日銀短観」、景気先取り指標の「米国・非農業部門雇用者数」、「ISM製造業景況指数」「半導体製造装置受注額」「電子部品・デバイス工業の出荷在庫バランス」は要チェックだそうです。

 

 為替を決める4要因、生産性、金利、物価、政策についてもありおもしろい。投資だけではなく、指標、為替、景気、経済について触れています。この本を読めば、難解な”モーサテ”を理解できますね。

 

 Rating:★★★

    総評: 素晴らしい。初級編と同様、内容がツボを押さえている。初級と上級編両方読んでおけば、基礎が固まります。本の量をこなすのではなく、質の高い本を何度も読みたいと思わせる出来。これを読めば、財務諸表も景気も、サラリと読める投資家になれます。Adios!