どうも、おらくるです。読書感想文の時間です。今回は、"ZAiが作った「株」入門"を読んだ感想。株をやっている方はご存知かと思いますが、雑誌のダイヤモンドZAiが出版した本です。
入門編だけあって、中・上級者が読んだら少し物足りなさがある内容です。しかし、よくツボを押さえた内容になっており、中・上級者でも久しぶりに読んで、この基礎抜けていたなぁとか思い出させてくれる内容です。
最初の方に株で儲かる人について書かれていて、特に賛同したのが、”本当に必要な株の基本だけはわかってる！”この短い一言ですが、本当にその通りなんですよね。この本1冊で大丈夫！投資って大量の情報・戦略があるので取捨選択できていない人が多いと思います。難しく考えずに、基本・基礎に回帰すればリターンを得られるようになります。
割安感を表すPERやPBRについてもページを割いています。PERは現在のPERではなく、将来のPERを考える。業種によって違うものの、割安目安が15倍、成長力があり利益の伸びがある会社については、15倍以上でも問題ないとも書いています。利益成長率が30％の場合、PERは30倍が妥当等、成長力（成長株向け） に対する割安感の基準も書かれていて参考になります。
最近ニュースで出てくる、PBRについても書かれていて、基本ですが1倍以下は割安と書いていたり、割安だけど買って良いのか悪いのかの判断基準も書かれていますので、旬のPBRを理解したいといった方にはわかりやすくまとまっていておすすめ。
私はチャートで売買の判断をしないので、チャートは特に勉強しませんが、チャートの基礎、金融緩和・引締の経済情報、投資信託やETFの違い、自社株買い等情報てんこ盛り。
Rating:★★★
総評: 基礎を学ぶのに、最適な本。初心者向けの本では多分1番の良書だと思います。この本1冊覚えられれば、そこそこ投資の結果が出てくると思います。1,760円を持って今すぐ本屋へGo。Adios！
