どうも、おらくるです。昨年度は、個人投資家達のブログを見ている限り、全体的に運用成績は良かったようです。さて、大手ファンドの実績はどうだったのでしょうか?投資のプロ集団「ノルウェー政府年金基金」の昨年度パフォーマンスが出たので、この件についてお伝えしたいと思います。(出典:岡三証券より)
運用する資産が100兆円以上といわれる世界最大級の運用ファンドです。約500人の資産運用の専門家が運営に携わっています。
運用スタイル
長期、積立、分散を主軸にしているとのことです。ポートフォリオには、世界中の株式や債券、不動産に幅広く投資をしており、70カ国9,000銘柄を超えて分散投資をしています。
昨年度のパフォーマンス
昨年度の運用実績は16%だそうです。まぁまぁ、良かったと言える数値ではありますが、昨年の株価は全体的に良かったので特筆すべき結果ではないと感じています。
個人投資家の実績をブログで見た所感ですが、20〜30%辺りのリターンだったようなので、プロ達が個人投資家に負けるという結果になりました。
ノルウェー政府年金基金は500人の運用のプロにより、投資活動をしていますが、過去1998年~2000年の23年間の平均リターンは6.3%のようです。ファンドの中には、そこそこのリターンで、損失を極力減らす方針を取っているところがありますが、ノルウェー政府年金基金もこのような投資スタンスを取っていそうです。2008年・リーマンショックの時でも▲23%なので、下落リスクがヘッジされているのがわかります。(ちなみにTOPIXとS&P500は▲40%)
しかし、保有銘柄を見るとAPPLE、AMAZON、MICROSOFT等のイケイケ系銘柄も保有していることがわかりました。それであれば、もう少々リターンが欲しいところです。
まとめ
昨年、投資のエリート集団500人 VS 個人投資家1人の対決は個人投資家に軍配が上がりました。ノルウェー政府年金基金の昨年のリターンと過去20年程の平均リターンを見ると、投資のプロってなんなんだろーなぁと考えてしまいます。
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